ボリンジャーバンドってなに?
ジョン・ボリンジャーという投資家が考案したテクニカル指標の一つです。
移動平均線とその上下にある複数の線で表しています。
英語では「Bollinger Bands(BB)」と表記されています。
統計学の「標準偏差」の考えに基づき、値動きが平均値からどのくらい
ばらついているかを示しています。
大きく振れたとき以外は、ローソク足は上下に行ったり来たりしながら、
ほとんどボリンジャーバンドの範囲に収まっています。
もし価格がボリンジャーバンドを超えてきたら、そろそろ「買われすぎ」、
あるいは「売られすぎ」と判断できるので、
いずれかは平均値のほうに戻ってくるだろうと予測することができます。
一般的にトレンドを察知するために、あるいは、「レンジ相場」において、エントリーポイントを探るために良く使われています!
ボリンジャーバンドの使い方
上昇トレンドのとき
上下に動いているローソク足が一時的にボリンジャーバンドの下の線まで触れたところで「買い」のエントリーを出します。
下降トレンドのとき
上下に動いているローソク足が一時的にボリンジャーバンドの上の線まで触れたところで「売り」のエントリーを出します。
移動平均線とは?
大きなトレンドを読み取るときに使えるテクニカル指標です。
英語では「Moving Average(MA)」と表記されてます。
一定期間の価格(ローソク足の終値)の平均を結んだ線です。
日足チャートで期間が「20」の移動平均線なら、
過去の20日間の平均価格の推移を示しています。
→「20本移動平均線(20MA)」と呼びます!
短期的なトレンドを知りたいときは期間を「5」や「6」に設定します。
長期的なトレンドを知りたいときは、「50」や「75」「100」に設定します。
1本だけでなく2、3本同時に表示できる場合もあります!
移動平均線の使い方
‘‘ダウ理論‘‘において、上昇トレンド、下降トレンドを
判断するには‘‘20‘‘が最適です!
ローソク足と組み合わせてエントリーポイントの判断基準としても活用できます。
・上昇トレンドのとき…上下に波打ちながら上昇していくローソク足が、
一時的に移動平均線まで下がってきたところで
「買い」(=押し目買い)のエントリーをします。
・下降トレンドのとき…上下に波打ちながら下降していくローソク足が、
一時的に移動平均線まで上がってきたところで
「売り」(=戻り売り)のエントリーをします。
移動平均線とボリンジャーバンドの使い方の説明は以上になります!
では次に、この2つの使い分けについてお話していきたいと思います。
移動平均線とボリンジャーバンドの使い分けについて
移動平均線とボリンジャーバンドの違いは、
”エントリーするタイミング”になります!
・移動平均線でエントリーポイントを判断する場合
移動平均線にローソク足がタッチする機会が多いので
エントリーするタイミングがたくさん発生します。
トレードする機会が増える反面、1回1回のトレードの損益率が悪くなる傾向があります。
ので、そこは注意ですね。
・ボリンジャーバンドでエントリーポイントを判断する場合
エントリーする回数は移動平均線の場合の時よりも少なくなります。
その代わり、損益率の良いタイミングでエントリーできます!
ココがおすすめ
基本的には、移動平均線をメインに使ってエントリーを行い、損益率が悪い局面ではボリンジャーバンドを使いましょう!
すぐ取引できるトレンドを選び出す方法
5秒で!決めるコツ!取引していいトレンドの見つけ方!
ローソク足がボリンジャーバンドの2本の足から
飛び出しているところでは、強い方向感が出ています!
この方法ではトレードが大まかにわかるだけでエントリーポイントは判断できません!
適切なタイミングでトレードするためには必要なことが何個があります。
そちらについてお話していきます!こちらをご覧ください!
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