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FX取引の注文にはいろいろな種類があります。
株式取引と同じように、FXで通貨を取引する際も、状況に応じて使い分けることができる、
さまざまな注文方法が提供されています!
様々な注文方法を提供することで、異なる局面でもスムーズに取引できるようになりました!
では、これから基本となる6種類の注文方法について紹介します!
ぜひ覚えて使ってくださいね!
成行注文
成行とは、現在の価格で即座に発注することです!
「今買いたい!」「今売りたい!」というときに使います!
注文のボタンを押したときの価格と、実際に約定する価格との差を
”スリップページ“や”価格誤差”と呼びます。
許容スリップページの範囲を自分で設定できる場合が多いです!
スリップページを設定しておけば、為替レートが急変する タイミングで発注しても
想定外の価格で約定してしまうリスクを防げます!
指値注文(指定価格で約定)
「〇円まで下がったら買いたい!」
などと値段を指定する注文方法です!
例)1ドル=105円00銭のとき「104円50銭になったら買い」というように指定して注文します。
押し目買い(上昇トレンドにある通貨が、一度下がったときに買う)、
もしくは買いポジションを利益確定させたい!というときなどに使います。
自分の思い通りにレートが動いた場合の値決めです。
逆指値注文(指値と反対の注文方法)
「現行レートより高く買いたい!」
「現行レートより安い価格で売りたい!」
というときに、価格を指定して注文する方法です。
上昇トレンドの通貨を買いたいときや、買いポジションの通貨のストップ(損切り)注文などに使います。
「指値」とは逆で、自分の思いとは反対方向にレートが動いた場合の値決めです。
例)1ドル=105円00銭の買いポジションを持っていたとします。
円安方向に動いてほしいのですが、反対に円高が進み、
104円50銭にまでなってしまったら、諦めて損切りしたいと考えています。
その場合、104円50銭で逆指値注文を出すことで、自動的に損切りが行われます!
損切りする際の逆指値注文を「ストップロス」とも呼びます。
OCO注文(指値と逆指値を同時に注文)
新規注文を出すときに「指値」と「逆指値」の2通りの注文を出す方法です。
例)1ドル=100円00銭の買いポジションを持っているとき、「100円30銭になったら利益確定、
99円80銭になったら損切り」といった、2つの注文を同時に出すことが可能です。
OCO注文は、「新規OCO」か「決済OCO」の2つがあります。
新規OCOの場合
現在より有利な価格で買い、また今よりも不利な価格になったら買い。
というのをセットで注文できます!
決済OCOの場合
チャートを見たときに既に、エントリーポイントになっていたので、
成行エントリーしたのち、しばらくチャートを見ることができないので、
利益確定と損切り注文をあらかじめ確定してしまおう!という方法です!
IFD注文(新規と決済を同時に注文)
新規注文が成立したら、それと同時に決済注文が有効になります。
注意ポイント
新規注文が約定しない限り決済注文は執行されません!
新規注文の際に選択できる方法です!
例)1ドル=105円00銭のときに、「104円50銭になったら買い!その後、
104円00銭になったら売り!」と1度に注文を出すことができます!
チャートを見たときに現在価格よりももう少し下がってきたら買いたい!
と指値注文をします。
トレンドが崩れたら損切りの逆指値注文を入れます。
トレンドが続く限り、利益を伸ばそうというときに使います!
IFO注文(新規約定~決済までを自動化)
新規指値注文と同時に、利益確定のための指値注文と損切りのための逆指値注文を
1度に出すことができます!
IFDとOCOを組み合わせた注文方法です!
チャートをみたときに、まだエントリーポイントに達していないので、
もう少し下がってきたら買って、損切りポイントまで来たら損切りの逆指値注文、
利益確定ポイントまで来たら利益確定の逆指値注文をと、
3つの注文を1度に出したい場合に使います。
チャートを頻繁にみられない人は、チャートを見たタイミングで
すべての注文を入れてしまえるので、大変便利な注文方法です!
FXで注文する際のリスク回避方法!!
1.成行注文
注文したときの価格と実際に約定する価格との差が生じることがあります。
そんなときは!
参考
許容スリップページを設定して誤差を小さくしましょう!
2.IFO注文
「ロスカットができない!」「為替レートの急変」など…
新規と利益確定の指値注文、損切りの逆指値注文が1度に出せます!
注文方法や、種類については以上ですが、覚えて損は絶対にしないので
どんどん駆使して使っていきましょう!
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