短時間で、自社商品の情報や競合他社の商品情報をインプットしなければいけないときや、提案をしないといけないのに、調べないといけない資料が膨大で時間が足りない・・・。
こんな時、速読スキルがあれば、短時間で資料をインプットすることができ、作業を効率化することが出来るでしょう。
今回は速読のメリットや速読のコツ、トレーニング方法をご紹介していきます。
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速読とは?
速読の本来の意味ってご存じですか?
速読の意味
●速読とは文字通り “速く” 文書を “読む” ことです

という声が聞こえてきそうですね・・。
では速読の仕組みって知ってますか??
速読の仕組み
人はどのように読んでいるのか。その仕組みを学びましょう。
ポイント1
人が「一度に捉えることのできる範囲」を読視野(どくしや)と言います。
※国立国語研究所などの研究によると、日本人の平均は約3.2文字といわれています。
ポイント2
人が「視線が止まっている時間」を視点停留時間(してんていりゅうじかん)と言います。
※こちらは日本人の平均では約250ミリ秒、つまり1/4秒ほどかかります。
ポイント3
人が、次の範囲に移動する「視線の動き」を視点飛躍(してんひやく)と言います。
※約15ミリ秒かかるといわれています。
上記のことから私たちは読書をするときに以下の動作を繰り返し、本を読んでいることがわかりますね!
「約3.2文字を250ミリ秒で捉え、次の3.2文字に15ミリ秒で視線を移動させる」
では、速読できるようになるには、読視野を広くすること、停留時間、視点飛躍にかかる時間を減らすように意識することで「速読」ができるようになるという事がわかりますよね。

成人が1分間に読める文字数は約400〜800文字とされているので、速読ができる人は、2.5〜5倍ほどの速さで文字を読めるんです!
速読がもたらすメリット
では、速読を習得した場合にもたらす効果とはどんなことでしょうか?
- 読む速度が速くなるので、得られる知識量が増える
- ほかのことに使える時間が増える
- 速読以外の能力も向上する
現代は、情報社会と言われていますよね。
膨大な情報の中から「必要な情報を取得するスキル」や「誤った情報を取得する可能性」を下げることができるなど、速読は様々な方面で有益であると言えます。
世の中の速読への誤解
拾い読み、飛ばし読みは速読ではない!
拾い読み、飛ばし読みでは文章をほとんど理解できないか、頭の中で拾った単語を組み合わせ、理解が不確かな場合がある。
速読トレーニング法
”無料” でできる簡単速読チェック
現在のあなたの速読レベルをチェックできるサイトを見つけたのでご紹介します。
測られているとおもうと少し緊張しますが、とてもいい練習になると思います!(以下リンクは別サイトに移動します。)
読み上げるのではなく、見ることを意識する
ほとんどの人が、黙読してはいるが「心の中で文章を音声化」しています。このことを<内読(読み方:うちどく)>と言います。
内読してしまうと、目と脳に時差があるため、速読の邪魔になってしまいます。
読み上げる癖をなくし、目で追いかけることを癖付けると効果的です!


なんでもそうですが、訓練(トレーニング)なくして、習得できるものはありません。
まずは30日だけでも意識してみましょう!
速読トレーニングにおススメの本
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