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世の中にある様々な〇〇な法則
世界には様々な法則があります。
ビジネスや人間関係でも知っておくと「なるほど~」や「そうゆうことか」と感じていただける法則をまとめてみました。
自分が普段何気なくとっている行動などもある法則に基づいているかもしれません。
パーキンソンの法則
時間や支出を常に意識して行動しなければ、無駄に消費してしまうという意味。
人はあればあるだけ使ってしまうので、先に「どのくらいの時間で作業する」、「使える経費はいくらまで」と決めておかないと、
無駄に消費をしてしまいますよ~ということです。
会社の経費とか特にそうですよね。
自分のお金ではないと思うと、無駄な出費が多くなってしまう。
最初にどのくらいの経費をかけるのか決められていれば、人はその中に収めようと努力するのです。
ランチェスターの法則
イギリスの数学者、ランチェスターという人が以下の「戦闘力」を数学的に論じたもので、企業間における営業・販売競争に勝つための経営戦略のときに使われます。
ランチェスターの法則は、「弱者の戦略」と「強者の戦略」の2つあります。
◆弱者の戦略は、「戦闘力=兵力の質✕量」
◆強者の戦略は、「戦闘力=武器効率(質)×兵力数(量)」
弱者の戦略を例えると、
同じレベルの営業マンがA社とB社に5名ずついたとしたら売上の金額はほとんど一緒でしょう。
ただし、A社が10名だった場合はどうでしょう?
そりゃあA社の方が売上が高いですよね?
B社が勝つには、人数を増やすのではなく、一人ひとりのスキルを上げることが必要ということがわかる。
強者の戦略を例えると、
すでに社員数で勝っている企業が2位以下の弱者(企業)を寄せ付けないための方法となり、資質が同等であれば、量で勝っている大企業の大勝利は間違いないことがわかる。
ピーターの法則
ウィリアム・R・コルコラン博士が、原子力発電所で行われた是正処置プログラムにおいて見出した法則で、会社など組織を構成するメンバーの労働に関する社会学である。
1、能力主義の階層社会では、人間は能力の極限まで出世する。したがって、有能な平(ひら)構成員は、無能な中間管理職になる。
2、時が経つにつれて、人間はみな出世していく。無能な平構成員は、そのまま平構成員の地位に落ち着く。また、有能な平構成員は無能
な中間管理職の地位に落ち着く。その結果、各階層は、無能な人間で埋め尽くされる。
3、その組織の仕事は、まだ出世の余地のある人間によって遂行される。
例えば、
・課長に昇級したいな~と思っている人が、課長になったとき、その地位に落ち着いてしまい無能になる。
・技術力の高い社員を管理職にしたが、過去に習得した技術は無駄になる。
などが挙げられていました。
本当にその通りですよね。仕事が出来る人=管理職ができるわけでもなく、万人が昇級を望んでいるとは限らない。
そして、日本は特に降格されることがないので、無能な中間管理職が多いイメージがありますよね。(笑)
ピーターの法則の解決法として、昇格ではなく、昇給することで、その人のスキルは伸び続けると書いてあったが、
従業員を管理する立場にいる人はこの法則を知っていてほしいですね。
ブルックスの法則
途中から業務に参加させることこそが、業務を遅らせる行為だということです。
フレデリック・ブルックスという人が提唱した法則で、成り立つ要因は以下となります。
・新たに投入された人員が活躍できるようになるまでには時間がかかり、チーム内のコミュニケーションコストを増大させる。
・タスクの分解可能性には限界があるため、単に人を増やせばいいものではない。
・新たに投入された人員は、ミスを犯しやすいくなっていまう。
カニンガムの法則
スティーブン・マクギーディさんが、が提唱した法則で、フランスのことわざ「嘘を説いて真実を知る」をネットに適用したものと言われています。
ネットはあらゆる情報が溢れていて、正しい答えにたどり着くまでに時間がかかりますよね?
私もこの法則を調べるのに、色々なサイトを拝見しましたが、ん?というサイトもいくつか見つかりました。
この法則は、自分で正しい情報にたどり着けないのであれば、誤った情報を発信し、誤った情報を放っておけない人から
教えを乞えばいい。ということですね。
現状維持の法則
プリンストン大学の行動経済学者エルダー・シャフィール博士が提唱した法則で、
「人間は選択肢が多くなると、結局同じ選択しを選んでしまう心理現象」を説いています。
確かに。。思い当たる節しかありませんね。(笑)
私は選ぶのがめんどくさいタイプなので、新商品には目もくれず、いつも購入する商品を選びます。
それも現状維持の法則にあてはまりますよね。(笑)
マーフィーの法則
アメリカの航空工学者である、エドワード・アロイシャス・マーフィー・ジュニアさんがプロジェクトに参加しているときに提唱したもので、
「失敗の余地があるのであれば、失敗する」ということ。
これだけ聞いても「ん?」って感じですよね?
でもユーモア溢れるマーフィーの法則がいくつかあったのでこちらを見ていただければ
「あぁ~!(笑)」となってくれるはずです。
落としたトーストがバターを塗った面を下にして着地する確率は、
カーペットの値段に比例する
→”超高級”なカーペットと、”安い・古い”カーペットにバターを落としそうになった時の人の必至さの違いを想像させますよね(笑)
洗車しはじめると雨が降る
→実際に雨が降った率は低いけど、一度経験するとその経験を引きずりがちですよね(笑)
ピーク・エンドの法則
2002年のノーベル経済学賞受賞者ダニエル・カーネマン氏が提唱したもので、「ピーク」と「エンド」の経験が、物事の印象を大きく左右する傾向があると論文で公表した。
「自分自身の過去の経験を、ピーク(最も感情が高ぶった)時にどうだったか(嬉しかったか悲しかったか)、エンド(それがどう終わったか)時だけで判定する」という法則です。
例えば、営業時に「ただ商品を説明」するのではなく、「特別感(ここだけの話)」をいれることで、相手の記憶に残りやすくなる営業スキルがありますが、これはピーク・エンドの法則に習っているでしょう。
カラーバスの法則
自分が意識している事ほど、それに関する情報が入ってくるという現象の事です。
よく出ている例でいうと、
朝の占いでラッキーカラーが「青です」と言われていると、普段より青色が目に入ってくるというような現象
人ごみのなかでも自分が気になっている「キーワード」だけが突然耳に入ってくる現象
これはみなさん経験ありますよね?
アンテナを張っているとその情報が入りやすくなるとよく言いますが、これもカラーバス法則ということですね。
ボッサードの法則
アメリカの心理学者ボッサードが発見した法則で、” 物理的な距離が近いと、心理的な距離も近づきやすい ”という。
男女間での実験で証明された法則である。
スタージョンの法則
SF作家のスタージョンさんが提唱した法則は「常に絶対的であるものは存在しない」ということ。
とあるディスカッションで、
「SFの9割はガラクタだ。」といわれたことに対して、
「どんなものでも9割はガラクタだ。」と言い返したことがきっかけだった。
「最低の作例を引っ張り出しては叩く」という悪意の攻撃に対して、直接反論している。
SFが「90%がカス」というのであれば、同じように、映画や文学なども同等だと言うもの。
確かに世の中の90%以上がカスなのであれば、自分が行っていることだけではなく、大体の人間が行っていることがカスということ。
行き詰った時などにこの法則を思い出したら楽になるな~(笑)
限界効用逓減(ていげん)の法則
始めて得たときよりも2度目、3度目の満足度は少しずつ減少していくということです。
たとえば、のどが渇いているときに呑む1杯目は格別においしいですよね?
でも続けて、2杯目、3杯目と飲んでいくと満足度が少しずつ減っていきますよね?
人は、新しい事や新しい物が好きな生き物だということがこの法則が示してくれているんです。
ピグマリオンの法則(ローゼンタール効果)
誰かに何かを教える際に期待をかけて教えると、教わった側はその期待通りの成長を見せるという意味。
「教師期待効果」とも呼ばれているようです。
しかし反対に、「お前はダメだ」「何をやってもダメだ」「救いようがないやつだ」などと、
否定的な言葉を言い続けると本当に、能力が下がってしまいます。(これはゴーレム効果と言います。)
カルマの法則
良いことも悪いことも、自分の言動の跳ね返りであるという意味です。
仏教語の因果応報と同じ意味ですね!
一貫性の法則
人は無意識のうちに自らの行動や発言、態度を貫き通したいという心理に基づいて行動していて、これを一貫性の法則(原理)といいます。
人は無意識のうちに、一貫性を保とうとしているようで(例:表情、口調など)、行動の一貫性と、言葉の一貫性もあります。
アンケート調査などでよく行われているのですが、基本「YES」で回答されるような質問を作った場合、
「NO」と書きづらい。と言います。
小さな要求を通してから大きな要求を通す「フット・イン・ザ・ドア・テクニック」も一貫性の法則を派生させたものです
エメットの法則
仕事を先延ばしにすると、内容を忘れたり、思い出す労力が発生するため、
先に片付けることよりも倍の時間とエネルギーが必要となるという意味です。
仕事はささっと終わらせてしまいましょうね。ということですね(笑)
類語でディヘイの法則(ディヘイの公理)という法則も存在する。
引き寄せの法則
いま自分の周りにあるものは、すべて自分が引き寄せたものという意味。
磁石のように、思考や感情は、同じような現実を引き寄せると言われています。
今周りにいる友人や職場などはすべて自分が望んで引き寄せていると思ったら色々と考え物ですよね。
「類は友を呼ぶ」という言葉がありますが、自分と同じ志向を持つ人が自然に集まるのではなく、
自らが引き寄せているからでしょう。
10000時間の法則
何かの分野において「一流の存在になりたければ、1万時間くらい努力すべし」という意味。
別に1万時間が必要という事ではありません。ただ、一万時間ほど継続する”努力”が必要だという事です。
1.01と0.99の法則
楽天の三木谷社長の本「成功のコンセプト~Principles for Success」に記載されている1.01の法則と0.99の法則です。
1.01に365を乗算させた結果=37.7834343329
0.99に365を乗算させた結果=0.02551796445
毎日ちょっと努力するか、ちょっとサボるかを1年繰り返した時の差は歴然だということです。
▼まとめ
いかがでしたか?
世の中にある〇〇な法則。
人間関係、ビジネス、恋愛、日常におけるまで、様々な法則があります。
あなたの無意識な行動もある法則に基づいているかもしれません(笑)
他の法則も知りたい!!
という方は、数字の法則もぜひご覧くださいね。